【特集1】チーム対抗レクで不安全行動学ぶ ジェスチャーゲーム通じエラーを体感 参加型研修が新入社員の関心引く/サンデン・リテールシステム

2024.07.09 【安全スタッフ 特集】
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 サンデン・リテールシステム㈱では、新入社員向けのヒューマンエラーに関する参加型教育に取り組んでいる。チーム対抗でのジェスチャー、ピンポン玉リレーといったゲーム性のあるレクを混ぜながら、現場を経験していない時期から不安全行動の背景にある人間の特性を学ぶ。身体を動かし、頭を働かせる安全衛生教育の工夫により、前向きな受講姿勢へつながり、実習中と実習後のケガも大きく減らしている。

新入時教育後の実習中にケガが

 食品流通事業を中心に、冷蔵・冷凍ショーケースや自動販売機などの製造・販売を行っているサンデン・リテールシステム㈱。主要生産拠点である赤城事業所(前橋市)の敷地内では、グループ会社を含めて約800人の従業員が働く。事業所の安全衛生方針には、「業務上の安全・衛生の確保を最優先事項にします」「労働安全衛生法令やルールで定められた内容を遵守します」を掲げ、日々、積極的な安全衛生活動に取り組んでいる。

 同社が近年力を入れる活動のひとつに、新入社員への安全研修がある。入社後に行われる研修では、約半日をかけて労働安全衛生に関する法令・社内ルールの教育や危険予知トレーニングなどを実施してきたが、実習中などにケガが発生するケースもあり、必ずしも成果に結びついているとはいえない状況もあった。…

身振り手振りでお題のキーワードを伝えるジェスチャーゲームで「連絡不足」の状況を体験させる

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2024年7月15日第2454号 掲載
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