週1回は目視で確認 遠隔巡視の導入時でも 厚労省通知
2024.07.19
【労働新聞 ニュース】
厚生労働省は、建設業の特定元方事業者が行う作業場所の巡視でのデジタル技術活用に関する考え方をまとめ、都道府県労働局に通知を発出した。定点カメラやモバイルカメラを活用した遠隔地からの巡視(遠隔巡視)について、作業場所の安全衛生水準が低下することがないよう十分留意のうえ、的確に実施可能と考えられる場合に行うものとした。ただし、遠隔巡視を導入するケースでも、週1回は目視による作業巡視を行うことが適当としている。
遠隔巡視では臭いや触感などの把握が困難なうえ、不安全行動への改善措置を直ちに講じることができないケースもあると指摘。そのため、…
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令和6年7月22日第3458号1面 掲載