二丁掛徹底し墜落ゼロへ 優良工事現場が事例発表 東京労働局・安全衛生大会

2024.07.24 【安全スタッフ ニュース】
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 東京労働局は7月4日、東京産業安全衛生大会を一ツ橋ホール(千代田区)で開催した。昨年の厚生労働大臣奨励賞、東京労働局長表彰を受賞した前田建設工業東京建築支店が事例を発表。安全専従員を配置して安全指導や教育が現場のすみずみまで行き渡るようにしたほか、安全帯の二丁掛けを徹底し墜落災害ゼロを目指したプロジェクトや当番制の安全パトロールで若手職員へ意識付けを図るなど、工夫を凝らした安全管理を紹介した。同社では工種別の「1人現地KYカード」を作成。作業者に配布して危険予知活動に活用することで災害の未然防止を図っている。

 会場では、労働災害防止で優れた成果を上げた事業場、安全衛生水準向上に貢献した個人に対する表彰も行われた。

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