造作工事の労災2倍 脚立から墜・転落多発し 住団連

2024.08.02 【労働新聞 ニュース】
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 住宅生産団体連合会(芳井敬一会長)は、令和5年の「低層住宅の労働災害発生状況報告書」を取りまとめた。低層住宅工事では休業4日以上の労災が前年調査比53件増加し、379件だった。作業分類別では、天井や吹き抜けなど建物内部の工事を行う「内部造作工事」での労災発生比率が2倍に増加した。主に脚立からの墜落・転落が多発しているという。

 同報告書は、同連合会の構成団体に所属する企業201社にアンケートを実施し、低層住宅工事にかかわる昨年1年間の労災発生状況を分析したもの。厚生労働省が集計した昨年の労災発生状況では、建設業における死傷者数が減少しているなか、住団連の調査では…

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令和6年8月12日第3460号3面 掲載
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