独自運動で体操奨励 腰痛ゼロの介護現場 厚労省・視察
2024.08.02
【労働新聞 ニュース】
厚生労働省は7月22日、安全週間の取組みの一環として、社会福祉法人同塵会が運営する特別養護老人ホーム「日野サザンポート」(神奈川県横浜市、96人)を視察した。同施設では腰痛予防の意識向上のため、従業員から名前を募集したプロジェクト「コシータ(腰痛)toコシラック(腰楽)」を展開。ポジティブな雰囲気で就労開始時に体操を実施し、昨年度は腰痛災害ゼロを達成した。
井内努安全衛生部長が、プロジェクトの取組みを視察した(写真)。外国人労働者にも伝わりやすいよう、写真やイラストで手順を示したポスターの掲示状況を確認している。
視察後、「職員の方々の意識が高く、自分事として取り組んでいただいている」と講評した。
令和6年8月12日第3460号4面 掲載