【特集1】働きながら運動量アップ 歩数増えるレイアウトで健康増進 自由な席移動が心身の活力高める/㈱イトーキ

2024.08.09 【安全スタッフ 特集】
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 イトーキ(本社:東京都中央区)では、「働きながら健康になる」をコンセプトに、移動を促し運動量を増やす環境を創っている。「XORK」と呼ぶオフィスには、フロア中央に設けた内階段、オフィス機器の設置場所の集約など、自然に歩数が増える仕掛けが盛りだくさん。その日の業務内容や気分に合わせて席を移動する自由度の高い執務スペースは、歩数アップと従業員間のコミュニケーション活性化へとつながっており、心身の両面で良い影響が生まれている。

オフィスの内階段利用を励行

 「健康経営宣言」を2017年に制定し、健康に関する横断的組織である「健康経営推進委員会」を中心に、従業員がより健康的に働くための活動を推進する同社。2018年にリニューアルした東京本社オフィスをはじめ、全国の事業所で「XORK Style(ゾーク・スタイル)※」と呼ぶ新しい働き方を実践している。

※XORK:「WORK」(働く)を次の次元(WORK→XORK)へ進化させるという思いを込めた造語

 特徴的な取組みのひとつが、「働きながら健康になる」をテーマにしたオフィス環境の整備にある。本業である空間づくりのノウハウを生かし、従業員が生き生きと働くなかで、健康面では歩行を促進して運動機会を増やす仕掛けを講じている。

 商業ビルの3フロアに入居する東京本社オフィスには、フロア中央に明るく大きな内階段を増設した(写真①)。ビルには既設のエレベーターや非常階段があるが、オフィス内を階段移動することで、できるだけ運動量を上げようとの考えによるものだ。同社が推奨するオフィス内を自由に動いて仕事をするワークスタイルにマッチし、従業員同士のコミュニケーションが生まれる場にもなっている。

オフィス中央の内階段が移動を増やす動線の役割を果たしている

 また、コピー機やシュレッダー、個人用のロッカー、ゴミ捨て場所などの共用スペースは、あえてフロアの端にまとめた(写真②)。1フロアの広さは端から端まで…

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2024年8月15日第2456号 掲載
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