50円増に反応様々 「体力ない」「大幅増期待」 各県知事が最賃目安額受け
2024.08.09
【労働新聞 ニュース】
中央最低賃金審議会が答申した、地域別最低賃金の引上げ額の「目安」である50円(上昇率5.0%)に対し、全国の県知事がさまざまな反応を示している。島根県の丸山達也知事は、記者会見で「対応できる体力を中小企業側が持っていない」とした。労働者30人未満企業を対象とした賃金改定状況調査において上昇率が2.3%だったことを踏まえ、「中小企業、少なくとも小企業の体力を超えた賃上げ」と批判した。同県の最賃は904円。
群馬県の山本一太知事は、目安どおりに決定すれば985円となり、…
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令和6年8月19日第3461号4面 掲載