月80時間超の割合増 労災請求で製造業立入も 厚労省が監督指導結果
2024.08.28
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省は、長時間労働が疑われる事業場に対する監督指導結果を公表した。4割超で違法な時間外労働が発覚している。前年に比べて、時間外・休日労働の実績が最も長い労働者の時間数が月80時間を超えるものが大幅に増加した。精神障害を発症した労働者の労災請求をきっかけに製造業に立入調査したところ、36協定の上限時間を超える月111時間の違法な時間外労働が認められた例などを紹介している。
令和5年度の監督指導結果を取りまとめたもので、令和5年4月~令和6年3月までの2万6117事業場のデータを集計した。それによると、違法な時間外労働があったものは…
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2024年9月1日第2457号 掲載