【特集1】フォークリフト安全の日 衝突防止へ検知・警報強化 作業エリア分離も徹底を/日本産業車両協会 <事例>ニチレイロジグループ

2024.08.27 【安全スタッフ 特集】
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 (一社)日本産業車両協会は7月3日、「フォークリフト安全の日」を開催した。フォークリフトと作業者が衝突する災害を防ぐために、危険状態を可視化。作業者と運転者双方へ注意を知らせる仕組みが有効とし、カメラやセンサー、LEDライトなどによる検知・警報の仕組みなど最新技術の動向を説明した。企業による講演では、ニチレイロジグループが「ヒト/モノ」2階建ての安全管理を発表。フォークリフトと歩行者の作業エリアの分離や床面への注意表示、AIによる画像解析を活用した教育の事例を紹介した。

最新技術導入で事故防止図る 「激突され」「はさまれ」に注意/日本産業車両協会

未熟練作業者の災害増加を懸念

御子神会長

 日本産業車両協会では、会員であるフォークリフトメーカーとともにフォークリフト作業の安全性向上、事故防止に取り組んでいる。毎年7月第1週を「フォークリフト安全週間」に定めており、今年7月3日には「フォークリフト安全の日」のイベントを開催し、情報発信を行った。主催者を代表して挨拶した御子神隆会長は、「トラックドライバーの長時間労働解消に向けて荷役時間を短縮するなかで、フォークリフトはますます必要不可欠となっている」とし、安全な作業環境整備の重要性を強調した。

 同協会によると、労働安全衛生法に基づく特定自主検査の実施台数は年々増加傾向にあり、2022年には85万台弱に達した。事業所内検査を含めると使用台数はさらに多く、物流、製造業、建設現場など産業のさまざまな場面で使用されている。今後は、物流業の労働時間削減へ向けた荷役効率化を図るため、フォークリフトの需要がより高まるとみている。熟練したオペレーターだけでは人手が足らず、今後は女性、高齢者、外国人といった…

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2024年9月1日第2457号 掲載
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