【特集2】高齢ドライバー対策 負担の少ない配送を受注へ 動画で業務をレクチャー 身体負荷が軽減し効率化/セイリョウ

2024.08.27 【安全スタッフ 特集】
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 運送会社の㈱セイリョウは、高齢ドライバーの働きやすいさを重視し、運びやすい物、カゴ積み降ろしができる物など、原則として負担の少ない配送を引き受けるようにしているという。加えて、配送内容・ルールを分かりやすく伝えるため、動画を使ってレクチャーしている。身体的な負荷の軽減、作業の効率化につながっている。長時間労働の抑制については、ジョブローテーションを進めることで解決した。

運びやすい物以外お断り

 冷凍・冷蔵配送を中心に事業を展開している㈱セイリョウ(埼玉県戸田市)は、従業員42人(パートナースタッフ含む)、車両台数36台の中小運送会社だ(2023年2月現在)。

 同社では、60代以上の高齢者の中途採用を積極的に行い、3つの活用方針を掲げている()。取組みの経緯について、小林隆文代表取締役は、「長年働いてきた会社を定年退職した後、まだまだ働きたい、活躍したいという方のお話をよく聞く。高いスキルと人間力のある高齢者の方が多いので、第二の人生をセイリョウで見つけてほしいと思って、職場環境の整備に力を入れるようになった」と述べる。

 まず、高齢者の身体能力を踏まえ、受注する仕事を選ぶようになった。なるべく運びやすい物とし、…

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2024年9月1日第2457号 掲載
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