運送業の災害撲滅へ新運動 労使協力で3カ月チャレンジ 岡山・和気労基署
2024.08.27
【安全スタッフ ニュース】
岡山・和気労働基準監督署は、道路貨物運送業の労働災害防止を図るため「災害撲滅3か月チャレンジ2024」を今年10~12月に展開する。岡山労働局管内で続いている「落ちないぞ!365」運動の特別拡大版として行うもので、荷台などからの墜落災害に加え、行動災害、交通労働災害の防止を積極的に呼び掛けていく。
参加事業場は3カ月間の労災ゼロ件を目標に、トップによる安全衛生宣言を行い、事業場の課題に合わせた労災防止の取組みを1つ以上実施する。運動を通じて報告された効果的な取組みはホームページで公開する予定だ。
管内の道路貨物運送業では、昨年から転倒者や交通事故などの労働災害が増加。人手不足や労働者の高齢化に加え、経営者自身が運転・荷役業務に追われることによる安全衛生活動の低下などが背景にあるとみている。
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