【ズームアップ】クレーンのワイヤロープ切断事故に注意 点検・管理不十分が原因で 愛媛・新居浜労基署
2024.09.10
【安全スタッフ ズームアップ・スポット・トピックス】
愛媛・新居浜労働基準監督署は、管内でクレーンのワイヤロープの切断事故が多発しているとして事業場に注意を呼び掛けている。点検・管理不十分が原因とみられるケースが目立つという。点検時期や交換の判断基準を確認し、使用状況を反映した安全率に基づいてワイヤロープを選定するよう求めている。
重大災害につながる危険が
労働安全衛生規則第96条では、クレーンのワイヤロープが切断した場合、ケガ人の有無を問わず、事故報告を労働基準監督署に提出するよう事業者に義務付けている。同労基署管内では、ここ数年は年に1回以上の頻度でクレーンのワイヤロープなどの切断事故が発生。過去にない頻度で発生していることから、リーフレットで事故事例を紹介し、注意喚起を行っている。…
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2024年9月15日第2458号 掲載