死亡災害が前年の2倍に増加 運動通じて根絶目指す 兵庫労働局

2024.09.06 【安全スタッフ ニュース】
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 兵庫労働局(赤松俊彦局長)は8月27日、死亡災害の大幅な増加を受け、「兵庫死亡労働災害根絶運動」を開始した。

 今年1~7月の死亡者数は19人で、前年同時期の約2倍に増えている。経験期間3年未満の労働者が作業に慣れてきた頃に被災するケースや、墜落防止対策や危険箇所への防護措置の不備、作業方法や作業手順の不備など、基本的な安全対策が行われていない状況が目立つという。

 同労働局では、管内の約200団体へ安全衛生活動の総点検と労災防止活動を要請。死亡災害が増加している建設業には、足場などからの墜落・転落防止対策の実施、フルハーネス型墜落制止用器具の適切な使用の徹底を求めた。

 運動期間は来年1月末までで、期間中には同労働局と労働基準監督署で安全パトロールを実施するとともに、安全点検の結果を踏まえて事業場を指導していくとしている。

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