危険事例で教育を 化学物質の自律的管理へ 東基連・衛生管理者協議会

2024.09.17 【労働新聞 ニュース】
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 東京労働基準協会連合会の衛生管理者協議会(神津進会長)は9月3日、今年度から全面的に施行された化学物質の自律的管理に関する研修会を開いた。都内事業場の衛生管理者らが5~6人ずつに分かれ、課題と対策を話し合うグループワークを行っている(写真)。

 改正労働安全衛生規則では、国が定める対象物質について事業者が自らリスクアセスメントを行い、ばく露濃度を最小限に抑える措置を講じるよう義務付けている。

 グループワークでは、参加者に共通する課題として、従業員への教育が挙がった。従業員それぞれの危険意識にばらつきがあり、管理の必要性を説明しても理解してもらえないという意見もあった。対策として、実際の事故事例を伝えて危険性をアピールしたり、頻繁に取り扱う物質とその管理方法を冊子にまとめ、社内に配布することなどが提案された。

令和6年9月16日第3465号3面 掲載
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