求人倍率が最高値に 愛知・静岡など工業地域 新規高卒求人状況
2024.09.13
【労働新聞 ニュース】
都道府県労働局が取りまとめた来年3月新規高校卒業者の職業紹介状況(7月末現在)で、複数の県において求人倍率が過去最高値を示した。愛知労働局(小林洋子局長)では、全体の求人数が3万8700人、求人倍率は4.67倍となり、いずれも過去最高となった。なかでも、基幹産業の自動車産業に当たる輸送用機械器具製造業で伸び幅がめだつ。求人数は7354人で、前年同期から10.6%増加した。
大幅増の背景として、同労働局職業安定課は、「新規大学卒業者を募集しても応募がなく、高卒者に対象を広げている会社が多い。中高年層の離職の影響で、若手を採ろうとしている動きもある」と分析している。
静岡労働局(笹正光局長)でも、求人倍率が過去最高の…
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
令和6年9月16日第3465号4面 掲載