+Safe協議会 電車整備場の転倒対策視察 神奈川・小売業
2024.09.18
【労働新聞 ニュース】
神奈川県内の大手小売業や業界団体、神奈川労働局で構成する「小売業+Safe協議会」は8月29日、京浜急行電鉄㈱久里浜工場(神奈川県横須賀市)の転倒災害防止対策を視察した(写真)。異業種から刺激を受け、災害防止活動の活性化を図る狙い。
同工場では、電車車両を分解し、走行装置やブレーキ装置などの整備を行っている。建物内に段差が多いだけでなく、敷地内の建物間を移動するため、屋外へ出ることも少なくない。工場内外問わず、つまずきやすい段差や傾斜部は黄色塗料で塗装し、視界に入りやすいよう工夫している。
見学後、同労働局の塚田和男安全課長が「危険箇所の見える化ができている」と講評した。
令和6年9月16日第3465号4面 掲載