障害者虐待が増加 最賃未満労働などめだつ 厚労省

2024.09.25 【労働新聞 ニュース】
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 厚生労働省がまとめた「令和5年度使用者による障害者虐待の状況」で、職場における障害者の虐待が増加していることが分かった。都道府県労働局に通報・届出のあった事業所数は前年度比22.9%増の1512事業所に達した。実際に虐待を確認したのは447事業所で、同4.0%増加している。

 通報・届出の対象となった障害者数は1854人で、同29.4%増えた。虐待が認められた障害者も同16.0%増加し、761人に上った。

 虐待の内容では、最低賃金の減額特例を受けずに最賃未満労働に従事させるなどの…

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令和6年9月23日第3466号1面 掲載
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