墜落防止対策を視察 マンションの新築現場で 埼玉労働局・局長パト
2024.09.27
【労働新聞 ニュース】
埼玉労働局(片淵仁文局長)は9月5日、建設業労働災害防止協会埼玉県支部(島村健支部長)と合同で、県内約70カ所の建設現場に一斉パトロールを実施した。このうち、浦和駅西口の住宅・商業施設複合マンション新築工事現場には、片淵局長が訪れている。重大な労働災害につながりやすい、高所からの墜落を防止するためのネットや手すりの設置状況などを確認した(写真)。
休憩所に設けた「一人現地KY」運動の掲示板も視察した。同運動は、チームでのKY(危険予知)活動に加え、作業員一人ひとりに作業開始前などの指差し呼称や設備のチェックを促すもの。同現場では、掲示板で実施例を紹介していた。
視察後、片淵局長は「安全への取組みをしっかりとしていただいている」と講評した。
令和6年9月23日第3466号4面 掲載