行動災害ゼロ運動を開始 見える化事例の募集も 大分労基署
2024.09.20
【安全スタッフ ニュース】
大分労働基準監督署(池辺雅文署長)は、「大分労基署管内行動災害ゼロ運動」を開始した。増加に歯止めがかからない転倒、腰痛などの行動災害防止に焦点を当てたもので、運動のなかで事業場の「安全の見える化事例」を共有し、意識高揚を図るとしている。
「転倒災害防止」「腰痛予防」「高年齢労働者対策」「Safe Work OITA 活用」の4部門で安全対策を可視化している好事例を募集し、同労働局ホームページや労働基準監督署の広報誌などで公表して周知していく予定だ。
同労基署管内では第三次産業を中心に行動災害が増加傾向にあり、昨年は過去10年間で最多となった。従来型の指導では減少させることが難しく、事例の共有を通じて積極的に安全衛生活動に取り組む事業場を増やしていくとしている。
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