【特集2】現場の死角や心理 リアルに描き啓発 重機との接触など4型別に事例示す/横浜市水道局がマンガ冊子
2024.09.26
【安全スタッフ 特集】
横浜市水道局は、請負事業者を対象に事故の危険性をマンガで伝える冊子「事故事例から学ぶ『安全な現場づくり』」を作成・配布している。バックホウとの接触事故など4つの型別に、事故事例、事故の問題点、解説という流れで構成。水道工事で実際に発生した事故に基づき、現場で生じやすい死角、思い込みや確認不足などといった作業員の心理をリアルに再現している。安全教育や研修などで積極的に活用してもらうのが狙いだ。
実際の事故を参考に制作
横浜市水道局の運営方針によると、横浜水道長期ビジョンの基本理念「暮らしとまちの未来を支える横浜の水」と、横浜市中期計画の基本戦略「子育てしたいまち 次世代を共に育むまち ヨコハマ」の実現を目指し、「安心な暮らしと活力あふれる都市活動の源となり、横浜の未来を支える水道事業者として、災害に強い安全・安心な都市づくりに取り組む」ことを掲げている。
今回の「事故事例から学ぶ『安全な現場づくり』」は、工事現場に潜むさまざまな危険を身近に感じ、イメージしてもらいやすくするため、初めて配布用冊子として作成したもの。…
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
2024年10月1日第2459号 掲載