相談件数が1割増 能力不足で条件引下げも 栃木労働局・民事上の個別紛争
2024.10.09
【労働新聞 ニュース】
栃木労働局(川口秀人局長)は、令和5年度の個別労働紛争解決制度の施行状況を公表した。全国集計では前年度比マイナスとなっていた民事上の個別労働紛争相談の件数について、8.3%増の4700件に上っている。同労働局雇用環境均等室は、理由として人手不足を挙げ、「たとえば労働条件引下げに関する相談では、事業主が人手確保のため採用基準を下げて雇用したところ、求めていたレベルの仕事ができず、賃金を引き下げたり退職を促したことでトラブルに至った例がある」などとしている。
相談内容で最も多かったのは…
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令和6年10月7日第3467号4面 掲載