【ズームアップ】化学物質管理の課題共有 危険性意識付けへ事例教育を 東基連 衛生管理者協議会
2024.10.10
【安全スタッフ ズームアップ・スポット・トピックス】
東京労働基準協会連合会の衛生管理者協議会(神津進会長)は9月3日、化学物質の自律的管理をテーマにした研修会を開催した。三菱ケミカルが衛生管理者として社内体制構築に関わった事例を発表し、関係部署による社内会議発足から社内での情報発信の様子を紹介した。グループワークでは、事故事例を使った危険性の教育が効果的とするなど、事業場の抱える課題を共有し、解決へ向けた方法を話し合った。
衛生管理者の役割を再確認
今年4月に化学物質の自律的管理が全面施行になって以降、化学物質を製造、取り扱う事業場は制度への対応に追われている。今回の研修会は、「社内でどう制度を展開すれば良いか分からない」と悩む衛生管理者向けに、先行事例の共有と課題解決を目的に開催された。…
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
2024年10月15日第2460号 掲載