インバウンド対応 eラーニングで講座を提供 添乗サービス協
2024.10.22
【労働新聞 ニュース】
日本添乗サービス協会(金澤悟会長)は、インバウンド(訪日外国人)の同行業務における基礎知識を手軽に学べるよう、初心者向けの「入門講座」をeラーニング形式で開始する。従来は年1回の集合研修やリアルタイム配信形式で開催していたが、eラーニング形式に切り替え、登録後1カ月間はいつでも視聴できるようにする。
講座では、空港のチェックインや食事場所への案内方法などを学べる。10月から申請を受け付けており、11月上旬に提供を開始する。添乗員全体の基礎知識を高めるとともに、同協会が実施しているインバウンド検定を受験する際の足掛かりにしてもらう狙い。
検定は、初級試験・中級試験の2種類を実施し、初級は毎年70~80人が受験している。昨年初めて開催した中級では、30~40人が受験した。
令和6年10月21日第3469号3面 掲載