8月の実質賃金 再びマイナスへ 厚労省
2024.10.21
【労働新聞 ニュース】
厚生労働省は毎月勤労統計の8月結果速報を公表した。それによると、現金給与総額は29万6588円で、前年同月から名目で3.0%増、実質で0.6%減となった(労働経済指標※バックナンバーPDF参照)。
実質賃金は6・7月と2カ月連続でプラスとなっていたが、3カ月ぶりにマイナスに転じた。賞与などの特別給与の伸びが、7月の6.6%増から2.7%増に減少した影響とみられる。
令和6年10月21日第3469号2面 掲載