7事業場に局長安衛表彰 有害物対策の成果認める 埼玉労働局

2024.10.25 【安全スタッフ ニュース】
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 埼玉労働局(片淵仁文局長)は10月9日、令和6年度埼玉労働局安全衛生表彰式を開催した。安全衛生に関する水準が優秀で他の模範と認められる県内7事業場と、安全衛生水準の向上発展に多大な貢献のあった個人5人を表彰している。

 健康確保(有害物対策)で優良賞に選ばれた日酸TANAKA㈱本社・埼玉工場(入間郡)では、化学物質が人に与える有害性や環境に与える有害性、規制の動向などを日々の朝礼や会議の場で社員に周知。「情報共有を進め、働く人自身に自分の体を守る意識がしっかりと根付くよう、ベースの活動を大事にしている」(山本富士夫工場長)とした。

 同じく有害物対策で奨励賞を受賞した太平化学製品㈱川口工場(川口市)でも、有害物質の濃度測定を行い、職場環境や改善を推進。長年続けている地道な活動によって、ばく露防止対策や有害物による有所見者が出ていない点などを高く評価している。

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