高年齢者の転倒災害が急増 大会で取組み強化を確認 東京ビルメン協会

2024.10.28 【安全スタッフ ニュース】
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 東京ビルメンテナンス協会は10月11日、令和6年度労働安全衛生大会を開催した。都内のビルメン業で今年、転倒による労働災害が急増。8月末までの発生数は187件で前年の1.3倍に増え、特に70歳代以上に限ると前年の約2倍になるという。緊急プログラムとして東京労働局の担当者が転倒災害の発生傾向やビルメン業での死亡事例などを説明し、転倒のリスクが大きくなる今後の冬の時期に向けて注意を呼び掛けた。

 同協会の森井博子理事は、今年度からビルクリーニングの労災保険料率が引き上がったことを説明し、業界全体で労働災害防止を進めていく重要性を強調。大会を契機に各社での取組みにつなげるよう参加者に協力を求めた。

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