転倒防止 バックヤードの照明点検を 新宿労基署・講習会

2024.11.01 【労働新聞 ニュース】
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 東京・新宿労働基準監督署(雨森哲生署長)は10月24日、第三次産業向けに転倒災害防止の講習会を開催した。雨森署長は冒頭のあいさつで「50~60歳代の転倒災害が増えている。どの業種においても対策を講じる必要性がますます高まっている」と積極的な取組みを呼び掛けた。

 講師を務めた松葉労働衛生コンサルタント事務所の松葉斉代表は、照明の重要性を訴えた(写真)。高年齢者は暗い所で物が見えにくくなることへの注意を促し、「お客さんがいる所は明るい、バックヤードは暗いというような環境は改善してほしい。ビルメンテナンス業は作業場ごとに環境が違うので、足元を明るくするヘッドライトなどの工夫を」と求めた。

令和6年11月4日第3471号4面 掲載
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