困難な納期「製造」最多 商慣行、契約の課題探る 厚労省が過労死防止白書公表

2024.11.13 【安全スタッフ ニュース】
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 厚生労働省は、令和6年版過労死等防止対策白書を公表した。事業場に対するアンケート調査で、商慣行、契約などの課題を探ったところ、納期に困難のある契約内容の経験で「時々ある」「よくある」の合計が最も多かった業種は「製造業」であることが分かった。次いで「建設業」が多くなっている。人員確保に困難のある契約内容の経験では「建設業」がトップだった。

 同白書は、過労死等防止対策推進法第6条に基づき、国会に毎年報告を行う年次報告書で、今回で9回目となる。労災支給決定(認定)事案や、商慣行、契約などの課題のほか、DX(デジタル・トランスフォーメーション)など先端技術担当者と芸術・芸能従事者(スタッフ)の働き方の実態などについて調査分析している。

 それによると、…

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2024年11月15日第2462号 掲載
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