今一度基本に返り 港一丸で危険摘む 港湾災防全国大会
2024.11.14
【安全スタッフ ニュース】
港湾貨物運送事業労働災害防止協会は10月18日、東京・大田区民ホール・アプリコで、第61回全国大会を開催した。
大会式典では、藤木幸太会長が式辞を述べた(写真)。港湾貨物運送の労働災害は、長期的には着実に減少しているものの、近年死傷者数の減少に陰りがみられ、今年も2件の死亡災害が発生していると指摘。
労災防止への取組みは、業界を魅力ある職場にし、若い人材を確保していくための重要な課題とし、今一度基本に立ち返り各事業場そして港全体が一丸となって危険の芽を洗い出し、摘み取り、現場における安全意識を一層高めるよう呼び掛けた。
また、安全成績などが著しく良好な模範事業場への安全衛生表彰も行われた。
関連キーワード:
2024年11月15日第2462号 掲載