大卒離職率35%に 過去15年間で最高水準 厚労省集計
2024.11.11
【労働新聞 ニュース】
厚生労働省は、令和3年3月に卒業した新規学卒就職者の離職状況を取りまとめた。就職後3年以内の大卒者の離職率は前年度卒業者に比べて2.6ポイント高い34.9%で、平成18年度以降の15年間で最も高い水準になった。厚労省担当者は、「コロナ禍2年目に当たる令和3年度以降に求人件数が増え、転職活動が活発になった」と話している。
大卒以外の3年以内離職率は、高卒で前年度比1.4ポイント増の38.4%、短大等卒で2.0ポイント増の44.6%となった。
産業別の離職率をみると、…
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令和6年11月11日第3472号1面 掲載