【賃金調査】厚労省 賃金引上げ実態調査/100人以上の改定額1.2万円 ベア実施率 管理職も7割超に
2024.11.07
【労働新聞 賃金調査】
中堅中小で“4%未満”
厚生労働省が実施した賃上げ実態に関する調査によると、令和6年の従業員数100人以上の企業における1人平均賃金改定額は1万1961円だった。2年続けて大幅な引上げとなっており、前年結果の9437円を2524円上回っている。所定内賃金に対する改定率は4.1%で、5000人以上の4.8%に対して、中堅、中小規模は3.7~3.8%となり、約1ポイントの差が付いている。定期昇給制度のある企業におけるベースアップの実施率は、一般職で77.7%、管理職で72.2%となり、ともに7割を超えている。…
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令和6年11月11日第3472号8,9面 掲載