「本社」で転倒多発 その他業種に防止要請へ 新宿労基署

2024.11.25 【労働新聞 ニュース】
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 東京・新宿労働基準監督署(雨森哲生署長)は、「その他業種」、「小売業」、「警備業」の3業種に対し、労働災害防止に向けた要請活動を年内に実施する。その他業種では、会社の「本社」を対象とする。「さまざまな会社の本社が多く位置する新宿の管内では、本社のオフィス内での転倒災害がめだつ」(同労基署担当者)とし、約200社に転倒災害防止の要請を行う。今年10月末時点で、同業種における休業4日以上の災害は約60件に上っており、転倒災害が若年層を含めた広い世代で発生している。

 小売業では、10月末までに105件の災害が発生。全数(618件)の17%を占めており、過去15年間のなかで最悪のペースとなっている。転倒のほか、…

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令和6年11月25日第3474号4面 掲載
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