変形制 上限時間確認のカレンダー公開 静岡労働局
2024.11.26
【労働新聞 ニュース】
静岡労働局(笹正光局長)は、変形労働時間制の対象期間について、労働時間が限度時間を超えていないかを確認できる「チェックカレンダー」の令和7年版をホームページで公開した。1カ月単位、1年単位の変形制それぞれについて、1月始まりと4月始まりのカレンダーを設けている。
たとえば1カ月単位の変形制では、1年間のカレンダーとともに、各月の上限時間早見表と、1カ月の所定労働時間を計算する表を設けた。手順に沿って計算することで、限度時間に収まっているか否かを確認できる。
同労働局が今年受理した1年単位の変形制に関する労使協定は約1万7000件。「1カ月単位の変形制は1年単位より導入しやすいので、さらに多いと思われる。カレンダーを利用して、適切な運用をしてほしい」(同労働局監督課)と話している。
令和6年11月25日第3474号4面 掲載