女性特有の課題追加へ 月経困難症などに対応 一般健診問診票で 厚労省検討会
2024.11.26
【安全スタッフ ニュース】
厚生労働省の一般健康診断の検査項目に関する検討会は、一般健康診断問診票に月経困難症や月経前症候群などの女性特有の健康課題に関する質問を追加することが適当とする中間取りまとめを示した。女性の就業率の増加に伴い、女性特有の健康課題への対応の重要性が一層高まっていることが見直しの背景にある。健診の機会を活用し、女性労働者本人への気づきを促し、必要な場合には産婦人科医など専門医への早期受診を勧めるとともに、女性特有の健康課題に対する配慮について、申出を行いやすい職場づくりにつなげてもらう狙いがある。
「労働安全衛生法に基づく一般健康診断の検査項目等に関する検討会」で報告された中間取りまとめによると、一般健康診断問診票に女性特有の健康課題についての質問を追加する考えだ。
近年の状況として、…
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2024年12月1日第2463号 掲載