【フォーカス】有楽製菓/定常作業内の労災防止めざす 高卒新人へ専門学校
2024.11.28
【労働新聞 フォーカス・企業事例】
事故現場見学やクイズで
チョコレート菓子「ブラックサンダー」を製造する有楽製菓㈱(東京都小平市、河合辰信代表取締役社長、458人)では、高卒1年目向けに労働安全衛生や社会人の基礎を集合研修形式で指導する「ユーラク専門学校」を開校している。数年前、定常作業で若年層が指を挟むなどの労働災害が相次いで発生したことを受けて始めた取組みで、事故現場の見学や安全に関するクイズを通じて不安全行動の撲滅をめざすもの。ピーク時に比べて、労災発生件数が7割減るなど、着実に成果を上げている。講師を務める若手にとっては、新人からの質問に答えるなかで自身の成長を実感する機会にもなっている。…
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令和6年12月2日第3475号15面 掲載