希望転勤制を拡充 「交際相手の近くに」も トラスコ中山
2024.12.10
【労働新聞 ニュース】
トラスコ中山㈱(東京都港区、中山哲也代表取締役社長)は、従業員に対して交際相手の居住地近隣への転勤を認める「ひなどり転勤制度」を新設した。2005年から配偶者の転勤や結婚・介護などに伴う“希望転勤”は可能だったが、対象範囲を拡大している。これまでも結婚を控えたケースなどには準用してきたところ、線引きが分からないなどの声もあり、改めて制度化を図った。転勤の申請に当たり、書類の提出などは特段求めない。
同社では全国転勤型の総合職に対し、ジョブ・ローテーションを通じて育成を行う。配置転換を繰り返すなか、…
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令和6年12月9日第3476号5面 掲載