器具体験し効果実感 抱えない介護で腰痛防ぐ 倉敷・笠岡労基署

2024.12.10 【労働新聞 ニュース】
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 介護現場の腰痛災害増加に歯止めを――岡山県の倉敷労働基準監督署(岡本敦子署長)と笠岡労基署(妹尾直紀署長)は合同で、「ノーリフトケア」の導入講習会を開催した。ノーリフトケアとは、人の力だけでなく、器具を利用して要介護者を抱え上げる取組み。特別講演では、日本ノーリフト協会の保田淳子代表理事が登壇し、「腰痛予防だけでなく、介護される人も負担が減る。働き方の見直しにもつながる」と導入で得られる効果を解説した。

 講習会では、介護事業者らが介護器具を体験できる機会も用意(写真)。実際に吊り上げ式の移乗器具などを試し、使用感を確認している。

令和6年12月9日第3476号4面 掲載
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