埼玉労働局（片淵仁文局長）は11月29日、12月１日～１月15日までを期間とする埼玉年末年始無災害運動の決起式を開いた。

　年末年始は慌ただしいなかで機械設備の保守点検・再稼働や掃除などの非定常作業が増え、労働災害発生のリスクが高まることから、陸上貨物運送事業、第三次産業など労災増加業種を中心に、安全な作業の徹底を呼びかけていく。運動開始にあたり、労働災害防止団体、事業者団体等（137団体）に協力要請を行い、建設業作業前点検の実施、作業手順や交通ルールの順守などを求めた。

　転倒や腰痛の危険、脚立作業時の危険、非定常作業時の危険などを確認するためのチェックリストを添付し、事業場での活用を促している。