解体工事現場で地下の照度確認 新宿労基署・パト
2024.12.13
【労働新聞 ニュース】
東京・新宿労働基準監督署(雨森哲生署長)は12月3日、大成建設㈱(東京都新宿区)が施工する、新宿駅周辺のビル解体工事現場を視察した。地下で作業する労働者の安全対策を確認している(写真)。
同現場では、地下通路や階段に導線を示すロープ式ライトや、停電時の非常灯を設置し、明るさを確保している。地下では地震や火災に気付きにくいことから、非常警報については、地下通路ごとに複数設けるなどの工夫を凝らしている。
雨森署長は視察後、「整理整頓や照度の確保が徹底されている。安全に対するさまざまな工夫を確認することができた」と講評した。
令和6年12月16日第3477号4面 掲載