助成金活用支援 職員が訪問し社長にも解説 ハローワーク墨田
2024.12.17
【労働新聞 ニュース】
東京・ハローワーク墨田(佐藤慎也所長)は、職員が企業に訪問し、助成金活用に向けた助言を行う事業を開始した。同ハローワークの担当者は、「中小企業では社長が決裁権を持つケースが多い。訪問事業を活用することで、ハローワークに来所することなく、実務担当者と多忙な社長が一緒に話を聞くことができる」と話している。
対象の助成金は、キャリアアップ助成金や、特定求職者雇用開発助成金など。訪問に当たっては、効果的な助言を行うため、社内の状況をチェックリスト方式で尋ねる「問診表」の記入を求める。「助成金を活用したいが、どのような助成金があるのかよく分からない」などの項目を設けている。
令和6年12月16日第3477号4面 掲載