申告端緒が大幅増 定期賃金不払いで 愛知労働局・監督結果
2024.12.25
【労働新聞 ニュース】
愛知労働局(小林洋子局長)は、令和5年に実施した監督指導状況を公表した。労働者からの申立てを契機に事業場に立ち入った「申告処理」の件数が、前年比208件増の1704件と大幅に増えている。経営不振を理由とした定期賃金不払いや、時間外・休日労働の割増賃金不払いなどの「賃金不払い」がめだち、同190件増の1260件に上った。申告処理件数のうち、7割以上を占めている。
同労働局監督課は、「コロナ禍で流出した人手が戻らず、経営がうまくいかなくなり、不払いにつながっている」と分析している。
賃金不払いに次いで多かったのは、…
この記事の全文は、労働新聞の定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
令和6年12月23日第3478号4面 掲載