昇降設備違反が43件 鉄筋の骨組みをはしごに 神奈川労働局・建設業集中監督
2025.01.17
【労働新聞 ニュース】
神奈川労働局(藤枝茂局長)は、昨年1~10月に建設業で10件の死亡災害が発生したことを受け、12月に集中監督を実施した。168現場で工事ごとに359件の監督を行い、214件(59.6%)の違反を確認した。昇降設備などに関する違反は43件に上った。コンクリートを流し込むための鉄筋の骨組みをはしご代わりにしてよじ登っているといった、危険な状況もみられている。今後、集団指導や監督の場で、リスクアセスメントの重要性をより積極的に伝え、危険な作業をなくすよう指導していく。…
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令和7年1月20日第3481号4面 掲載