ユースエール 「認定候補」へ積極的に勧奨 ハローワーク山形

2025.01.22 【労働新聞 ニュース】
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 ハローワーク山形(大泉昌悦所長)は、過去1年間に同ハローワークで受理した求人から「ユースエール認定」の申請要件を満たしている事業所を抽出するツールを独自に作成し、文書や訪問指導により認定取得を積極的に勧奨している。認定事業所には就職説明会の参加を優先したり、求職者へ優先的に紹介するなど、重点的にPRする。

 ユースエールは、若者の採用・育成に積極的で、雇用管理状況が優良な中小企業を認定する制度。認定の要件は、「有給休暇の取得率が70%以上」、「所定外労働時間が20時間以下」などが設けられている。

 同ハローワークの担当者は、「ツールによる取組みは昨年度から実施している。昨年度に管内で認定された企業4社のうち、3社が取得勧奨を受けてのものだった」と話す。今後は訪問件数を増加させ、認定を受けるメリットを直接伝えることで、取得を後押ししていく方針だ。

令和7年1月20日第3481号4面 掲載
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