【スポット】点検表アプリ化で負担減らす DX活用した安全管理事例を共有 鉄建建設・全国安全シンポジウム
2025.01.28
【安全スタッフ ズームアップ・スポット・トピックス】
鉄建建設㈱は昨年11月に全国安全シンポジウムを開催した。「安全とDX」をテーマに、本社・支店からデジタル技術を活用した安全管理事例が発表された。点検表をアプリ化して安全性向上業務負担軽減を図った事例や、ARを使って目に見えない危険を伝える教育手法の検討など、新たな切り口の活動について情報を共有している。
一元化して点検漏れを防ぐ
九州支店JR鏡山作業所では、油圧ショベルやガス切断機玉掛け用具、熱中症予防などの始業前点検をMicrosoft Formsを活用してアプリ化した事例を発表した。従来は点検紙で印刷したものを各協力会社へ配布して実施していたが、業者数が多い現場では管理が煩雑化することもあり、ペーパーレス化と使い勝手向上を図ったという。
現場事務所に掲示したQRコードをスマートフォンなどのカメラで読み取り、作成したアプリ上で点検を実施できるようにした。複数の点検表を一元化することで点検漏れがなくなり、…
この記事の全文は、安全スタッフの定期購読者様のみご覧いただけます。
▶定期購読のご案内はこちら
2025年2月1日第2467号 掲載