改善基準の上限超え運送業送検 新発田労基署
2025.02.12
【労働新聞 ニュース】
新潟・新発田労働基準監督署(井上敦子署長)は、運転者3人に違法な時間外労働を行わせたとして、吉沢運送㈱(富山県射水市)と同社新潟営業所の所長を労働基準法第32条(労働時間)違反の疑いで新潟地検新発田支部に書類送検した。同社の36協定には、「改善基準告示における拘束時間の上限を時間外労働の限度とする」と付記されていた。そのため、同労基署は、拘束時間の上限を超えて働かせていた部分を違法な時間外労働として立件している。
同社は令和5年12月1~31日、36協定で定めた限度を超える時間外労働を行わせた疑い。…
【令和7年1月14日送検】
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令和7年2月10日第3484号5面 掲載