万博業務の熱中症対策を 参加企業・団体へ周知求める 大阪労働局
2025.02.08
【安全スタッフ ニュース】
大阪労働局(志村幸久局長)は、大阪・関西万博に携わる労働者の労働環境確保に向けた協力要請を2025年日本国際博覧会協会へ行った。今年4月に開幕する大阪・関西万博では、多くの参加国や国内外の団体・企業からの多数の労働者が業務に従事することが想定される。労働災害防止の働きかけが重要としており、未習熟の労働者への雇入れ時の安全衛生教育の確実な実施、作業内容と作業から生じる危険を理解させるよう求めている。また、高温多湿な環境下で業務に従事する労働者が多数存在することを踏まえ、WBGT値を把握したうえで必要な熱中症予防対策を行うこと、体調不良の者に異常を認めたときは躊躇せず救急車を呼ぶこととした。有期雇用労働者などを含めた労働基準法の順守や適正な労働時間管理なども含め、安全健康、適正に働けるよう、労働環境の確保に向けた周知・啓発に取り組むとしている。
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