賃上げの勢い維持が重要に 埼玉公労使会議

2025.02.25 【労働新聞 ニュース】
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 埼玉労働局(片淵仁文局長)と埼玉県は2月6日、賃金引上げの機運醸成に向けた公労使会議を開いた。片淵局長は開会挨拶で、「昨年の春季労使交渉では5%を超える賃上げが実現するなど、力強い動きが出て来ている。この勢いを維持していくことが重要」と話している(写真)。

 埼玉県経営者協会などの経済団体は、労務費の価格転嫁が進まず、中小企業が賃上げに苦慮している現状を報告した。埼玉県は企業を支援するため、無料で提供している価格交渉の根拠資料作成ツールをアップデートするとした。厚生労働省の毎月勤労統計調査や地域別最低賃金などのデータを反映し、労務費の上昇状況を業種別に算出できるようにする予定という。同労働局は、企業に同ツールを紹介し、活用を勧めていくとした。

令和7年2月24日第3486号5面 掲載
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