本足場は1%未満に 建設業集中指導の違反率 東京労働局

2025.02.21 【労働新聞 ニュース】
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 東京労働局(富田望局長)は、昨年12月に建設現場に対して実施した集中指導結果をまとめた。昨年4月から施行されている本足場の使用に関する違反がみつかったのは2事業場で、違反率は0.4%に留まった。同労働局監督課は、「改正内容が浸透していることが一因として考えられる。ほかにも、東京都は建物の間が狭かったり、室外機などの障害物が設置されている関係で、本足場を使用することが困難なため一側足場を使用せざるを得ない現場が多い」と話している。

 昨年4月から、幅が1メートル以上の箇所では原則として支柱を2列に並べる本足場の使用が義務付けられている。撤去困難な障害物がある場合などは、垂直方向の支柱を片側だけに設ける一側足場を使用できる。

 集中指導は、562現場に対して実施し、353現場(62.8%)で違反を確認した。

令和7年2月24日第3486号4面 掲載
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