カスハラ 実態把握向け労使別調査へ 栃木県
2025.02.28
【労働新聞 ニュース】
栃木県は、県内のカスタマーハラスメントの実態把握に向け、調査に乗り出した。過去3年間の発生状況を中心に、ウェブで回答するアンケート形式で尋ねる。アンケートは事業所向けと労働者向けの2種類を用意した。労使双方の状況を把握し、来年度以降の対策の検討に活用する。今年3月末まで回答を受け付け、8月に結果を公表する見込み。
同県ではカスハラ防止に関する条例を制定する方針だ。来年度中の制定をめざし、有識者会議の立上げも予定している。
令和7年3月3日第3487号4面 掲載