時間外の削減へ発送を翌日変更 岡山・表彰
2025.03.07
【労働新聞 ニュース】
岡山労働局(森實久美子局長)や岡山県経営者協会など県内15団体で構成するおかやま働き方改革会議は2月21日、働き方に関する優れた取組みを行う「働き方改革パイオニア企業」の表彰式を開催した(写真)。今年度は、時間外労働の削減などに積極的に取り組んだ細幅織物製造業の髙田織物㈱(髙田尚志代表取締役、倉敷市、32人)を選出した。
同社は、主に畳の長辺を保護する畳縁を製造・販売している。追加注文が頻繁に発生し、時間外労働が常態化していたことから、取引先に時間外労働削減の方針を伝えたうえで、受注量が多いときは発送を翌日に変更している。17時以降は留守番電話に切り替えるなど、定時で帰宅できる環境整備にも取り組んだ。
令和7年3月10日第3488号4面 掲載